しがないワナビの備忘録

物書きを夢見るワナビのブログです。創作関連を中心に思った事を書いています。

【語彙】誤用の方が広まりつつある言葉の扱い

執筆している時に意味があやふやな言葉を使っていたので調べていたら、文化庁のサイトで興味深いページを発見しました。

誤用の方が広まりつつある言葉

www.bunka.go.jp

ことば食堂へようこそ!|文化庁

 「失笑する」はてっきりサイトにもあるような「笑いも出ないくらいあきれる」事だと思っていましたがどうやら誤用のようで、正しくは「こらえ切れず吹き出して笑う」のようです。

「煮詰まる」なんかもよく言われますが、誤用の方が広まっている言葉は意外にもあるんですね。

 と、そこでふと思いました。正しい意味と広まりつつある誤用のどちらの意味で使えばいいんだろう。

正しい意味? 誤用?

執筆をする上で意味があやふやな言葉を使うのは良い事ではありません。執筆する時はちゃんと意味を調べてから使うようにしています。

しかし、誤用の方が市民権を得ている場合はどうなのでしょうか。

物書きを志す者として言葉を正しく使うのは必要な事だと思います。むしろ、そうであるべきとすら思います。

ただ、文化庁の「役不足」の中にもあるような相手によって意味の捉われ方が異なり、結果的に本来とは違った意図で伝わってしまうと、書き手としては好ましくない事態です。

とはいえ、そこは書き手にはどうしようも出来ないので、前後の文脈で間違われないようにするとかそもそも間違われそうな言葉を使わないようにするぐらいしか、対策はないんですかね。

日本語は難しい。まあそこが面白かったりするんですが。